労働に明け暮れるが貧乏な高校時代

レモンラッシー

22021.06.16(水)
なんとか高校へ進学

もくじ
高校に進学

家族と相談して、定時制高校への進学を決めました。
親はあくまでも”根性叩き直すため、労働を条件に定時制高校へ行かせる”としきりに言っていましたが、不登校はついでみたいなもので貧乏が一番の理由だと思っています。
うろ覚えですが、不登校期間にろくに勉強もしておらず、意外と新聞配達が楽しく出来ていたので自然とその流れになっていったような気がします。
当時、全部で5世帯位の小さいアパートの2階に住んでいたのですが、私の家以外全て空室の廃墟みたいなアパートで、隣の部屋はおそらく夜逃げしたらしく、一度だけドアポストから中を覗いたらソファやテレビが残ったまま…みたいな家でした。
アパートの外階段が腐って落ちかけており、市から強制退去命令が来て高校在学中に市営住宅引っ越しましたが、後から聞いたら、大家も再三自治体から注意されていたにも関わらず、何年も放置していたそうです。
住んでる時に倒壊しなくて本当に良かった…。

入学式

イジメで完全に人間不信に陥っていた私は、初登校を迎えるまでは終始挙動不審。また同じことが起こったらどうしよう…と気が気ではありませんでした。
ですが、私をイジメていた中学校の同級生は 俗にいう“カースト上位”の子達だったので、クラスで目立つ感じの子に漠然と苦手意識を持っていたのですが、入学式でその心配は吹き飛びます。
定時制高校には良くも悪くもそんな生徒は居なかったのです。

    クラスメート 最初の印象

  • 6割 ヤンキー
  • 3割 ぱっと見は普通の子
  • 残り1割 明らかに引きこもりだと思われる子

思いっきり見た目判断で、皆の事を知っていくにつれて印象は変わるのですが、最初はこんな感じでした。
見た目もなかなか個性的な子が多かったです。ベリーショートの金髪で眉毛の無い女の子や、鮮やかな青い髪のロングヘアーの男の子。
入学式の服装や髪型は自由だったので、着ていく服を直前まで悩んで結局スーツで行ったのですが、皆個性的で中学の時のような同調を強制する空気が全くなく、息苦しさも感じることなく普通に過ごせました。

個性的なクラスメート

当時の私の想像を超える、様々な事情を抱えた同級生達でしたが、一番多かったのは経済的な事情を抱えた子達。
学力はあっても家の事情で働かないと食べていけない… という子も多く、ギリギリのアルバイトをしている子も数人おりました。
ちなみに私はこんなスケジュールでした。

    平日のスケジュール

  • 9時から17時までアルバイト
  • 17時から17時45分 まで給食
  • 18時から22時まで授業
  • 22時から23時 部活

 学校が夜からなのでお昼に働く生徒が多かったですが、さらにこの後 夜職に働きに出る生徒達もおりました。
当時はイジメで受けた傷を引きずりまくって、自分が全ての不幸を背負っている気でいたのですが、
いざ高校に進学してみたら、いろんな事情を抱えた同級生たちがおり、あんなボロ家に住んでいても自分はまだ恵まれていたんだ…と痛感…。
人と比べる事ではないのですが、正直そう思ってしまいました。
皆それぞれに事情があり定時制高校という道を選んだようです。

学業が本分…なんて言ってくれる大人は居ない

労働を条件に定時制高校へ進学したということもあり、高校4年間は色んなバイトをしました。
10代の頃は体力もあったので、朝から夕方まで働いた後学校へ行き、終わった後徹夜で遊んで朝バイトへ行く…なんてのは全然平気で、環境自体に不満を抱くことはなかったのですが、とにかくバイト先の大人は嫌なヤツが多かったです。
良い人も沢山いて、お世話になった人もいっぱい居るのですが、その3倍くらい嫌なやつも多かった…

続きます!

今日のポジティブ日記

たまに行くカレー屋さんでレモンラッシーを飲んでみました。美味しい!いつも美味しいカレーをありがとう!ごちそうさまでした。

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